ドライヤー前・コテ前・仕上げ…ヘアオイルはいつつけるのが正解?

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つけるタイミングを間違えるとかえって髪を傷めることに!

ヘアオイルは、紫外線などの刺激から髪を守ってくれて、髪の保湿や栄養補給もしてくれるアイテム。

ヘアオイルは多くの種類があり、手頃な価格で手に入るものも多いため、普段のスタイリングのヘアオイルを使う方は多いと思います。

しかし、ヘアオイルをつけるタイミングによっては、かえって髪にダメージを与えてしまうこともあります。

ドライヤーをする前、コテで巻く前、仕上げの時…ヘアオイルはいつつけるのが髪にとって良いのでしょうか。

こちらの記事では、いつヘアオイルをつけるのが正解なのかを紹介していきます。

①ドライヤー前にヘアオイルをつける場合

ヘアオイルで髪をコーティングすることによって髪に水分を閉じ込め、ドライヤーの熱から髪を守ってくれるため、ドライヤー前につけるのは正解です。

お風呂上がりにタオルドライした後、少し濡れた状態で髪につけるのが効果的です。

髪は濡れているとキューティクルが開いている状態になるため、ヘアオイルの成分が浸透しやすいからです。

ドライヤーの前と後ではどっちがいいの?

ドライヤー前、ドライヤー後、実はどちらにもメリットがあります。

ドライヤー前にヘアオイルをつけるメリットは前述の通りです。

ドライヤー後のメリットとしては、

・髪にツヤを出すことができる
・髪がまとまりやすくなる
・髪のボリュームを抑えることができる

です。

それぞれメリットがありますので、ドライヤーの前と後、どちらで使っても大丈夫です。

 

➁コテ前にヘアオイルをつける場合

コテやヘアアイロンの熱によるダメージを防ぎたいから…と、コテやアイロンの直前にヘアオイルをつける方、多いと思うのですが…実はこのタイミングでヘアオイルをつけると、かえって髪を傷めてしまうのです!

髪に油分をつけて、コテの熱を髪に加えると、髪は揚げられている状態になってしまいます。

コテやヘアアイロンの温度はだいたい 180~200℃。揚げ物をするときと同じ状態です。
そう考えると、恐ろしいですよね。

コテやヘアアイロンの前には何をつければいいの?

ヘアウォーター

スタイリング効果もあり、髪への浸透力も高め。

しかし、つけた後にそのままコテをしてしまうと水蒸気爆発を起こして髪が傷んでしまいます。

ヘアウォーターをつけた後は、ドライヤーで乾かしてからコテを使いましょう。

ヘアミルク

ヘアオイルよりも油分が少なく、ヘアウォーターよりも保湿力・修復力があります。

ヘアウォーターと違い、乾かさなくてもつけてすぐに巻けるのが利点ですが、髪を熱から守る効果は少し弱めです。

それでもヘアオイルを使いたい場合は?

ヘアミルクやヘアウォーターがなく、コテ前にヘアオイルを使いたい場合。

そういう場合は、まずヘアオイルをつけ、軽くドライヤーをしてからコテやアイロンを使うとダメージを防げます。

 

③仕上げに使う場合

コテやアイロンを当てた後の髪、特に毛先にヘアオイルをつけることにより、乾燥や摩擦、紫外線によるダメージから髪を守ってくれます。

また、ヘアオイルにはツヤを与えてくれる効果もあるので仕上げに使うのも正解です。

 

意外と知らない?ヘアオイルの正しいつけ方

つけるタイミングは間違っていなくても、つけ方を間違えると効果も半減してしまいます!

ヘアオイルの正しいつけ方を紹介します。

ヘアオイルをつける量は?

ヘアオイルは、つけすぎるとベタついてしまいますので適量を守ることが大切です。

ヘアオイルにもよりますが、だいたい

・ショート 1~2滴
・セミロング 2~3滴
・ロング 3~4滴

が目安です。

手のひらで薄くのばし、髪になじませます。

ヘアオイルをつける位置は?

髪の外側だけでなく、髪の内側にもつけていきましょう。

ヘアオイルをつけるのは髪の中間~毛先です。

髪の根元は、頭皮から出ている皮脂によって潤っているためつける必要がありません。根元までしっかりつけてしまうとベタ付きの原因になります。

ヘアオイルをつける前に髪をとかしておくとつけやすいですよ。

 

ヘアオイルは正しい使い方をマスターしたら超便利!

ヘアオイルを使ったら、なんだかベタついてしまって不潔な感じになってしまった...。

そんな失敗、1度は経験したことがあるのではないでしょうか。

ヘアミルクに逃げていた私も、正しい使い方を知ってからはスタイリングがぐんと楽になりました♪

まずは自分にとっての適量を知るところから!毎日微調整してみてください。

 

Writer 高山りんご



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