メイクやファッションのほか、印象に大きく関わってくるのが「髪型」。
古くは平安の時代から、「髪は女の命」と言われています。
髪へのダメージには、ことさら気を付けている人も多いと思いますが、毎日のアイロンとパーマ、どちらが痛むのか気になる方も多いのでは無いのでしょうか?
それぞれの痛む理由と、アイロン派とパーマ派、各々の意見をまとめてみました!
もくじ
アイロンとパーマ、それぞれの仕組みとダメージとは?
髪へのダメージを比較するに辺り、まずは、アイロンとパーマそれぞれの仕組みとダメージについて説明して参ります!
ヘアアイロンやコテの仕組みとダメージ
髪内部の水分を飛ばす事で、カールやストレートスタイルを作っています。
洋服に掛けるアイロンと同じですね。
熱はもちろんですが、摩擦もあわせて、髪へのダメージとなっていしまいます。
また、適切でない温度のほか、ヘアケアを怠りや濡れた髪へのアイロンも傷、みを増やす要因となります。
パーマやデジパ、縮毛矯正の仕組みとダメージ
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薬剤を使用し、髪の内部の造りを変える事で、カールスタイルやストレートスタイルを作っています。
この時に使用する薬剤が髪への負担が大きい為、パサパサ感や手触りの低下といった傷みに繋がります。
また、デジタルパーマ(デジパ)や縮毛矯正も同じ仕組みで髪の形状を変えますが、熱を使った処理がある為、髪へのダメージは一番大きいパーマと言われています。
「アイロン派」と「パーマ派」~それぞれが選んだ理由~
と言うことで、どんなアイロンもパーマも「傷まない」「ダメージが無い」という事は、ございません。
では、アイロンとパーマ、それぞれの傷みの原因が分かったところで、「アイロン派」と「パーマ派」、各々の意見を見て参りましょう!
アイロン派がアイロンを選んだ理由
①パーマで失敗した苦い経験有り!
美容室ではキレイな仕上がりでも、自宅では思ったようなカールが出せない…
ヘアカタログの様な満足のいく仕上がりにならない…
こんな苦い経験、ありませんか?
特にロングヘアの場合、カールスタイルが重力に負けて、だらしのないヘアスタイルになってしまうことも…
また、理想と離れスタイルになってしまったときや、とれかけのパーマを復旧させる為に結局アイロンでカール感を出す方も少なくないようです。
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②パーマがかからない髪質…
生まれつき直毛の方や、髪質が固い方・細い髪の方は、パーマがかかり辛く、例えパーマをかけてもカールがほとんど再現出来ない様です。
また、縮毛矯正をかけている方や髪のダメージがひどい方の場合、髪がちぎれてしまったり、チリチリとした毛になってしまうリスクがある為、美容師さんからお断りされることも…
③ストレートもカールも両方楽しみたい!
ストレートもカールも、ファッションやその日の気分で楽しみたいという方、意外に多いのでは無いのでしょうか?
特に縮毛矯正をかけてしまうと、カールアイロンで巻くこともできなくなる為、毎日のヘアアレンジをエンジョイしたい方はアイロンでのヘアスタイル作りを好むようです。
パーマ派がパーマを選んだ理由
①ヘアアイロンで火傷した・失敗した!
これにしてってお願いしたら
こうなりました。(やっぱこんだけのウェーブは巻かないと厳しいですよね)
(巻くのめんどくさいから俄然パーマ派です)#今日は人生初のサッカー観戦⚽️ pic.twitter.com/9WGcpwIBaA— ♡KAORI♡ (@KAORI19910114) April 15, 2018
高温のコテで耳を火傷…
巻く方向を誤り毛先が折れてしまった…
そんなヘアアイロンでの嫌な想い出、ありませんか?
ロングヘアならともかく、ボブやミディアムではヘアアイロンに慣れるまでに時間と技術が必要となります。
また、不器用さんがアイロンへの苦手意識からパーマを選ぶケースも少なくないようです。
②アイロンで作っても長続きしない!
雨の日のことを考えるとパーマおすすめ。
ぬるくても毎日アイロンかけるのとパーマは同じくらいの負担はあるから雨の日取れないパーマ派— ひなこ (@cooohn07) June 6, 2017
雨の日や暑いシーズンは、そもそもアイロンスタイルが長続きしません!
これは、髪が湿気や汗などの水分を取り込み、ヘアアイロン前の髪に戻ってしまう為です。
パーマスタイルの場合、天気や季節に関係なくカールやストレートがキープされる為、梅雨時期・夏場のみパーマをかける人も居るようです。
③毎朝の時短の為に…
メイクをしたり、服装を考えたりと、女性の朝はとにかく時間がありません!
時間が無いにも関わらず寝癖を直したりヘアアイロンをかけたり、ヘアスタイルに割いている時間って毎朝かなりのものですよね。
パーマをかけることで、毎日の支度を楽に短くする事が叶います!
結論!毎日のアイロンとパーマ、痛みやすい方は?
では、毎日のアイロンとパーマ、結局はどちらが痛みやすいのでしょうか?
短くても2~3ヶ月ごとにかけるパーマと、毎日使用するアイロンとではダメージの蓄積具合はアイロンの方が多いでしょう。
しかし、パーマに良い想い出が無い方や、髪質的にパーマがかかり辛い・パーマをかける事が出来ない方がいるのも事実です。
アイロンでのスタイル作りが難しい季節のみパーマをかける、癖の強い根元部分のみパーマをかける、髪質的にパーマがかかり辛い・パーマにリスクがある場合は、美容師さんへよく相談するなど、ご自身の髪を考慮したヘアスタイル作りを心がけてみると良いでしょう!
Writer はせがわ