季節の変わり目や疲れが溜まっている時などは、特に体にかかる負担が大きいので風邪をひきやすくなりますよね。
風邪をひくと体力が落ちるだけでなく、メンタルも疲れてしまいます。
いつもは美味しく食べている食事でもダウンしている時は、身体が受け付けないなんてこともありがちです。
一方、みなさんの中にも「風邪をひいたら痩せた!」と内心嬉しい思いをした人は多いのではないでしょうか?
せっかくならこのまま痩せた状態をキープしたいと思う方もいるでしょう。
そこで今回は、風邪で痩せるメカニズムや痩せた状態を維持する方法などをご紹介していきたいと思います。
もくじ
風邪をひくと痩せる人がたくさんいるのはなぜ?
風邪をひくと普段よりも食欲が減るので、筋肉が落ち体重が落ちる人がほとんどでしょう。
今回は食欲が減ること以外の原因をいくつか挙げてみます。
高熱を出すと痩せる?
私たちは体の中に入ったウイルス菌の増殖を抑えるために高い熱を出します。
高熱を出すと体の水分が汗となって出るため、痩せると考えられています。
熱を出すためにはたくさんのエネルギーを消費しているのです。
寝ているだけでエネルギーを使う分、動いていない筋肉が落ちるので痩せるという仕組みになります。
おなかにくる風邪でも痩せる?
おなかの調子が悪く何度もトイレを往復するとそれだけで疲れてしまいますよね。
おなかの風邪は消化器系の機能が正常に動いていないので、食べ物から摂れる栄養は吸収されずにそのまま出てしまいます。
十分な栄養が摂れないとエネルギーを作り出せないので、痩せる原因となるのです。
回復してもリバウンドせずに痩せたままの体重をキープするために
風邪で寝込んでいる間に痩せても、回復していつも通りの生活に戻ればすぐにリバウンドしてしまう人も多いはず・・・。
できれば痩せたままの状態を維持できたら嬉しいですよね。
ということで、リバウンドせずに体重キープ出来る方法をお伝えします。
適度に運動をする
体力が落ちて筋肉量が減った状態だと、代謝が悪くなっているので逆に太りやすい体質になってしまいます。
急な激しい運動は体に負担をかけてしまうので、その場で出来る筋トレなどから始めてみるといいでしょう。
食事の量を考える
風邪から回復して元の食欲が戻ると、ついたくさん食べ過ぎてしまいますよね。
ダウンしている時に我慢していた高カロリーのものも食べたくなってしまいます。
しっかり食事をとることは大切ですが、食べ過ぎずバランスがとれた食事を心がけなくてはいけません。
痩せたままを維持したいけど身体の負担は大丈夫?
症状がひどく数日間寝込んでいると、免疫力や体力が下がっているので少なからず体には負担がかかっているでしょう。
元々体力に自信がある人でも病み上がりは疲れやすくなりがちです。
少しでも負担を軽くして、回復が早くなるコツを覚えておきましょう。
睡眠時間はたっぷりと
十分な睡眠を取ることで昼間の疲れをリセットし、寝ている間に免疫力を上げてくれます。
睡眠不足の状態だと症状が長引く可能性があるのでゆっくり寝て疲れを取ることに専念しましょう。
適度な入浴も大切
入浴も免疫力アップに効果があり、10分程湯船に浸かると体温が1℃上がると言われています。
体温が1℃上がると免疫力は5~6倍にも上がり回復が期待できるでしょう。
しかし、身体がまだ十分に動かない時は無理せず体調に合わせて入浴するようにしてくださいね。
負担の少ない栄養ドリンク
風邪薬とセットで栄養ドリンクを購入する人も多いのではないでしょうか。
その際に注意していただきたいのが、栄養ドリンクにはカフェインやアルコールが含まれているものがあります。
それらは体に負担をかけてしまうので、栄養ドリンクを選ぶ際はノンカフェインのものがおすすめです。
風邪で痩せたのは脂肪じゃない?
風邪で数日間寝込んで痩せたとき、(脂肪の減少もゼロではないでしょうが)減少した体重のほとんどは筋肉です。
体重は減ったけど、筋肉量も減ったことにより確実に痩せづらく太りやすい身体になっています。
前と同じ生活に戻ったらリバウンドするのは当たり前のこと。
まずは体調を万全にすることを優先し、元気になったら筋肉量をアップさせることを目指しましょう!
Writer nanamis2