妊娠後期になりお腹が大きくなると股関節痛に悩まされる方が多いです。
私は3歳と0歳7ヶ月の二児を育児中なのですが、
一人目も二人目も妊娠後期のころ股関節痛に悩まされました。
今回は股関節痛の原因とその対処法をご紹介したいと思います。
もくじ
臨月の股関節痛、歩けないほど痛かった!!
臨月になるとお腹周りは100センチを越える程大きくなります。
爪を切ったり、歩いたり、お風呂に入ったり、
妊娠していないときは不自由なくできていたことが大きなお腹を抱えてだと簡単にはできなくなります。
私は今、2度目の出産を経験して7ヶ月になりますが、
妊娠後期を振り返るといろいろな痛みに悩まされました。
その一つが股関節痛でした。
私の場合は臨月に入ってすぐ、立ち上がろうとしたときにいきなり激痛が走りました。
ぎっくり腰の股関節バージョンのような感じでした。
それまではなんともなかったのに、いきなり痛くなる原因は何なのでしょうか?
臨月に足の付け根がピキーン!! 原因は?
臨月にピキーンとくる股関節痛は体が出産準備に入っていることに原因がありました。
赤ちゃんが産道を通るためには体を柔らかくしておく必要があり、
そのために体は子宮周りの靭帯を緩めるホルモンを分泌します。
臨月にはこのホルモンの分泌量がピークになり、
重くなった子宮を支えている靭帯がどんどん引き伸ばされていきます。
この靭帯は子宮から股関節を通り恥骨まで伸びているのですが、
引き伸ばされて緩むことて股関節に痛みが出るんです。
体は大きなお腹を支えるためにバランスを取ろうとします。
股関節周りの筋肉に力を入れますが、靭帯が緩んでいるのでうまくバランスをとることができず、痛みがでるのです。
でも、赤ちゃんを迎える準備や出産に備えて運動したりしたいですよね。
せっかくのマタニティーライフ、ハッピーな気持ちで過ごしたいものです。
そこでツラい股関節痛を和らげる対処法をご紹介します。
股関節痛に耐えるための対処法
私が行った対処法を2つご紹介します。
骨盤ベルトや腹帯を常につける
緩んだ靭帯への負担を減らすために骨盤ベルトで骨盤を支えます。
そうすることで痛みを和らげることができました。
私の場合は寝ているときも痛いときがあったので、
寝るときは腹帯で骨盤を固定していました。
骨盤ベルトはいろいろな種類があるので自分の用途に合わせた物を選ぶと良いです。
ちなみに私はトコちゃんベルトⅡを使っていました。
小さめのバランスボールに座る
これは本当に注意をして行って欲しいのですが、
子供用の小さめのバランスボールに座ると痛みが軽減されました。
足はしっかり床につけたままで、壁に片手を添えるなどして転倒しないように注意する必要があります。
これは姿勢が良くなり、骨盤の位置も整うことから痛みが軽減されました。
歩くのも痛い方はこういった方法もあるということを参考にしていただけたらと思います。
股関節の痛みは赤ちゃんにもうすぐ会えるということ!!
股関節痛が出るということは、お産が近いということです。
痛みはずっと続くわけではなく出産すると治るのでもう少しの辛抱です。
いろいろあったマタニティーライフも終わりが近づいています。
もうすぐ赤ちゃんに会えるという期待を胸に、
少しでも痛みを和らげて穏やかに過ごしましょう!!